Left: David Hockney Untitled No. 12 from The Yosemite Suite | Right: Heihachiro Fukuda Blue flags

Courtesy of Nishimura Gallery
Photo by Jun Koike
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Past Exhibition

二人のカラリストの出会い An Encounter of Two Colorists

デイヴィッド・ホックニー|福田平八郎

Febuary 16, 2019 - March 30, 2019

この度、THE CLUBはデイヴィッド・ホックニーと福田平八郎の二人展を開催いたします。

イギリスを代表する画家であるホックニーは、1971年に初めて来日した際に京都市美術館で開催されていた「京都日本画の精華展」を訪れ、福田平八郎の作品に出会いました。この展覧会には、福田の「漣」や「新雪」が出展されており、ホックニーは、その色使いや構図に圧倒され、ロンドンのテート・ギャラリーで福田の個展を開きたいとまで話していたそうです。また、ホックニーが日本を訪れた後に描いた「ウェザーシリーズ」の「雪」や「雨」、そして水の表現や風景画には、福田平八郎の影響を見てとることができます。

絶えず遊動し続ける水面や、波紋が放つきらめき。日向と日陰で変化するヴィヴィッドな色合い。国籍も時代も違う二人のアーティストが魅せられたもの、それは自然のリズムと彩り。

ホックニーと福田は共に、日常の情景をひたすらに描き続け、その大胆な色面構成によって、限り無く抽象に近い作品を生み出してきました。目の前に何があるのかではなく、どのような色があるのか。意識を物体から色彩へと向けることで、全く新しい世界が見えてくるのではないでしょうか。

本展覧会では、iPadを用いて描かれた、ホックニーの「The Yosemite Suite」シリーズを、「花菖蒲」をはじめとした福田の代表作品6点と共に展示致します。

二人の出会いを紹介するとともに、西洋と東洋を超えた今世紀を代表するカラリストの競演をお楽しみください。


展示作家

デイヴィッド・ホックニー (1937-) イギリス人アーティスト。1937年にイギリスのヨークシャー、ブラッドフォードに生まれる。ブラッドフォード・カレッジ・オブ・アートを経て、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに入学。1962年に首席で卒業。1964年にカリフォルニア州を訪れてからは、アメリカでも活動をするようになる。2012年にエリザベス女王より、功績を収めた英国人に贈られる特別栄誉賞を授与される。また、2018年11月にクリスティーズ・ニューヨークで行われたオークションでは、「芸術家の肖像画―プールと2人の人物―」が約102億円で落札され、存命のアーティストとしてのオークションレコードを記録。主な収蔵先美術館には、大英博物館や、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館などがある。


福田平八郎 (1892-1974) 日本画家。1892年に大分県に生まれる。京都市立美術工芸学校を経て、1918年に京都市立絵画専門学校を卒業。第一回帝展に「雪」が入選し、1921年の第三回帝展では「鮎」が特選となる。その後も出品を続け、自身も帝展の審査員を務めた。戦後は日展の常任理事及び顧問も歴任。1961年に文化勲章を受賞。1974年没、享年 82 歳。主な収蔵先美術館は、大分市美術館、大阪中之島美術館や、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、山種美術館などがある。

Press Release

プレスに関するお問い合わせ先 afumi inc. 上野/大野 yoshie.ueno@afumi.co.jp