この度、THE CLUBは猪瀬直哉の個展「Romantic Depression」を開催いたします。
本展覧会では、猪瀬がリサーチの為にアイスランドへ行き、その壮大な景色をもとに描いた新作を発表いたします。猪瀬を代表するモノリスやペンギンの作品に加え、近年力を入れているテレビのカラーバーをモチーフにしたシリーズを展示。現代社会の混沌とした空気とともに、終末的な風景をロマンチックに描き出します。2018年THE CLUBにて猪瀬初の個展を開催し、初日完売という快挙を成し遂げて以来、2 回目の個展開催となります。
「ロマン主義風景絵画は常にその鬱性質的なものとリンクしてきた。
作家の心身的な空虚性と、そこで見出す希望が作品にロマンスをもたらすのであろうか。多くの現代人がこのような空虚感に見覚えがあるのではないかと思う。その空虚性を私のフィルターを通しビジュアル化したその作品群を見ていただきたい。」
― 猪瀬直哉
本展覧会のために書き下ろされた、猪瀬直哉によるアーティストステートメント、そしてオックスフォード大学アシュモレアン博物館 キュレーター、レーナ・フリッチュによるエッセーを、下記URLからご覧いただけます。
http://theclub.tokyo/assets/img/16/CatalogueEssays.pdf
また、IGTVにて展覧会ウォークスルーを公開中です。こちらも合わせてご覧ください。
https://www.instagram.com/tv/B9s3d1Slkqk/?igshid=1b8n3dx0ywoav