この度、THE CLUBは猪瀬直哉の個展、「Vacation on the Blue」を開催いたします。
本展覧会ではプールをモチーフとする新作を中心に展示いたします。水は人類や自然にとって欠かせないものであり、また海やプールは人々の心を癒し続けてきた存在でもあります。
「これまで描いてきたプール(水)の作品群には様々なメタファーが付随し、日本の象徴として描かれることもあれば、生と死、静寂の象徴など、色々な意味合いで描いてきました。
本展覧会ではコロナという壁を前に、バケーションへの嫌悪を擬似的に解消していただけたらと思います。家族や友人、かけがえのない人々との休暇:バケーション。しかしこれは地球にとっても同じことが言えるかもしれません。休暇は必要です。新たなスタートを切る意味でも回復するうえでも必要不可欠です。」― 猪瀬直哉
弊廊では大切なお客様の安全を考慮し、みなさまに安心して作品をご鑑賞頂けるよう、スタッフは手洗消毒、マスク着用、体調管理を徹底して、みなさまのご来廊をお待ちしております。
尚、現在は平日の12:00-16:00と土曜日を予約制、平日16時以降を一般公開、日曜と月曜を休廊日とさせていただいております。
来廊をご希望の方は、一日前の18:00までにこちらよりご予約ください。
猪瀬 直哉(1988年-)
猪瀬直哉は東京藝術大学の油絵科を卒業し、現在はロンドンを拠点として活動しています。猪瀬は、自然界とそこにおける人間の強欲な在りかた、それによって生み出される不調和な関係性を探求しています。細部まで精巧な風景と抽象的な世界を、油絵の技術によってキャンバスに描き出します。彼の作品は私たちがどう自然と向き合っているのかを問い、またポストモダニズムにおける名画の役割、そしてそれがどのように変化しているかについて議論しています。
収蔵先にはベネトンコレクション、桶田コレクション、高橋コレクション、SEGASammyコレクションなどがあります。